頭蓋骨骨折、びまん性軸索損傷、高次脳機能障害の症状で、被害者請求により高次脳機能障害の後遺障害として2級1号を獲得し、その後の交渉により8700万円(自賠責分含む)を獲得したケース【339】

後遺障害内容: 高次脳機能障害
後遺障害等級: 後遺障害等級併合2級
解決方法:   交渉

最終解決額:  8700万円

【ご相談のきっかけ】

ご家族の方が、本人が頭蓋骨骨折等の怪我を負う交通事故に遭ったのだが、病院への対応や今後の後遺障害等級の申請の手続き、保険会社との交渉等が自分達ではできず、全くわからないということでご相談に来られました。

 【解決の基本方針】

高次脳機能障害は、適正な後遺障害等級の認定を受けることについて非常に難易度が高いケースです。病院同行を行って、何度も医師との打ち合わせが必要になります。そして、あまりに大変で難易度が高いため、後遺症の申請の手続きを保険会社に任せきりにするとか病院に書面の作成を任せきりにする対応をとってしまう弁護士もいますが、そのような対応では適正な後遺障害等級の認定や適正な補償を受けることはできず、本人とご家族の生活は破綻してしまいます。

しかも、高次脳機能障害は裁判にまで進むケースが多いため、裁判でも実績のある弁護士に依頼する必要があります。

当事務所では、これまでに高次脳機能障害で多数の後遺症の申請手続きを行って後遺障害等級の認定を受けておりますし、高次脳機能障害の裁判を多数行って適切な賠償を受けており、実績が豊富です。

そのため、本件のケースについても自信をもってお受けしました。

【解決内容】

〈後遺障害等級の申請〉

当事務所で後遺障害等級の申請をした結果、頭蓋骨骨折、びまん性軸索損傷、高次脳機能障害の症状で、2級1号の認定を受けることができました。

〈保険会社との交渉〉

その後、保険会社と交渉して、8700万円の賠償額の支払いを受けることができました。

【弁護士のコメント】

・高次脳機能障害は、適正な後遺障害等級の認定を受けるためには、何度も被害者に同行して病院へ行き、医師との話し合いをしなくてはいけません。これができないと適切な後遺障害等級の認定や補償を受けることはできません。したがって、この病院対応や医師との話し合いをしっかりしてくれる弁護士を選ぶことが1番のポイントです。

・後遺障害等級の認定手続きを保険会社に任せきりにすることや保険会社や病院に丸投げしてしまうような弁護士へ依頼することは絶対に避けて下さい。

・当事務所は、これまでに高次脳機能障害の案件を多数扱っており、後遺障害等級の認定について圧倒的な実績とノウハウがあり、高次脳機能障害で後遺障害等級をとる体制ができあがっております。

・本件においても、病院同行を何度も行って医師と協議をした上で後遺症の申請を行い、適正な等級の認定を受けることができました。

・また、等級認定後の交渉により適正な賠償額を獲得することができました。

・頭部外傷や高次脳機能障害のケースでは、医師と協力して手続きを進めていくことが不可欠ですが、一般の方が病院や医師と対応することは極めて困難です。その難しい対応について当所はもっとも自信をもっておりますので、頭部外傷や高次脳機能障害の傷害を負ってしまった方は、一度ご連絡下さい。特に、病院や医師とうまくコミュニケーションがとれておらず不安がある方はご気軽にご相談下さい。