頭部の怪我をした場合の治療の終了に注意しよう!
交通事故で頭部に「頭部外傷」「脳挫傷」「頭蓋骨骨折」「びまん性軸索損傷」等の重傷を負った方が適切な後遺症の認定を受けるためには継続して診察や検査を受ける必要があります。
しかし、頭部の怪我をした方の中には、相当重傷であるにもかかわらず、治療自体は極めて短期間で終ってしまっているケースがよく見られます。
このようなことがおきてしますのは、かなり大きな頭部の怪我の場合であっても、脳は損傷したら損傷部分は治らないので、治療して、出血を止めた後は、基本的に、その後の効果的な治療方法はないことも大きな要因となっています。医師から「様子をみましょう。」とか「何かあったら来てください。」と言われて、診察を受けないまま時間が過ぎていき、いつのまにか後遺症についてうやむやになってしまうのです。
しかし、交通事故で頭部に重傷を負った方が適切な後遺症の認定を受けるためには継続して診察や検査を受け必要がありますので、事故直後からの対応が強く求められます。そのため、頭部にお怪我をした場合にはできるだけ早く当事務所にご連絡下さい。当事務所では、被害者の代わりに医師と話をして、必要な検査を依頼するなど必要な対応をとります。