注意が必要な子供の高次脳機能障害

高次脳機能障害とは、外見上は全く異常なく普通に見えるのですが、頭部外傷や頭蓋骨骨折脳、脳挫傷などの傷害を負って、脳に重大な損傷を負っため、以前と比較すると記憶力が低下したり、感情のコントロールができなくなる障害が残ることです。高次脳機能障害は、被害者の救済の必要性が極めて高いにもかかわらず、見過ごされやすいという特徴があります。

そして、子供の高次脳機能障害は大人のそれと比較して一層見過ごされやすいという特徴があります。その大きな理由は、子供の場合、日々どんどん成長していくため、事故前と事故後の状態を比較しにくいということがあげられます。子供は事故後でもどんどん成長していくため事故後よりも発達成長します。でも事故がなければもっと成長していたかもしれないかもしれませんし、比較が非常に難しいのです。

そのため、子供の高次脳機能障害は大人のケースと比べて等級の認定を受ける難易度がはるかに高くなりますので、子供の高次脳機能障害については実績が豊富で専門性の相当高いの弁護士に依頼する必要がありますので注意してください。